ペットフードに関するQ&A(オーガニックって?)

以下は以前掲示板に書き込まれた質問に対して、担当者が答えた回答です。



体にやさしい

ヤラーは日常の食生活から動物本来の健康や、病気への抵抗力を身につけて欲しいと思って作られているペットフードです。
(ヤラーはさらなる品質向上のため、ISO9001およびHACCPを導入しています。)

● オーガニック


ペットフードは法規制がないと不安に思われている方がいらっしゃいますが、オーガニックフードは原料自体も厳しい生産基 準があり、作物は過去3年以上化学肥料や合成農薬などを使用せずに生産した土地で、一つ当たりの坪数が決まって育てられ るため(日光が当たる、栄養が偏らない)栄養面でも、安定しています。畜産物には飼料・殺虫剤・除草剤・ホルモン剤など の薬剤は使用できない、作物同様その動物にあった飼育方法など厳しい基準があります。

またいつ?どこで?だれが?どのように?生産したのかすべての記録があります。加工品も原料の保管方法や添加物の規制な ど厳しい基準があります。オーガニック製品は原料から製品になるまで、すべての段階に置いて第3者機関の基準を厳密に守 りながら作られています。だからオーガニック製品には絶対的高品質の保証がついてくるのです。

● ISO9001


ISO(国際標準化機構)で1987年に制定された商品・サービスの品質に関するグローバルスタンダード規格です。企業 が確立した各種商品やサービスの品質保証体制が、国際標準を満たした仕組みであるか否かを独立した第三者(審査登録機 関)が審査し、判定をします。

● HACCP(危害分析重要管理点)

最終製品の検査に重点をおく衛生管理方法とは異なり、安全性をより高めるために、製造の各段階で管理基準を設定して管理 を行い、危害の発生を未然に防止するシステムのこと。






2.体にどういいの?
現代の食品の危険性をうすうす感じ取っている方は多いと思います。でもその危険性がどの程度の物なのか実証されきれてい ません。外国で異常におっぱいの大きな人(男女)が育った地域がTVで出ていたのをご存じの方います?

原因は牛の飼育段階で投与された多量のホルモン剤でした。抗生物質は院内感染などで重大な薬剤耐
性菌を生み出しました。残留農薬も発ガン性や催奇形性などが問題となっています。添加物でも発ガン性や催奇形性、繁殖障 害などが実証されているものが多くあります。また食物有害反応(食物アレルギー)の原因になるとしてよく非難されていま すが、これは裏付けるデータがほとんどなかったりします。

またすぐにその影響が分かるものでもありません。長期的に摂取すると影響があるかもしれないということです。
ペットフードも加工段階だけでなく、原料自体が健康被害を与える危険性を含んでいます。製品加工中に薬品の添加はなくて も粗悪な原材料はそれ自体が添加物に値してしまう物もあるのでご注意。オーガニックは農薬や抗生物質を使わず、昔ながら の農法を取り入れて作物や動物を健康的に育てています。だから、これらの危険性がないのです。







3.どういう病気になりにくの?
はっきりした病名が上げられる訳ではありません。ですがヤラーは、原材料自体が自然の力で育っています。良質な食餌は体 内の自然治癒力を高め、病気になりにくい体を作ります。動物病院にかかるより前に、普段の食生活から病気にならない体を 作って欲しいと考えて作られています。

犬猫の死因が人間同様、現代病と呼ばれる物に推移してきたのは、長寿と食餌の影響が大きいと言われています。バランスの とれたペットフードの普及はペットの寿命を延ばす手助けとなりました。でもその陰で、病気の引き金ともささやかれていま す。高タンパク質を必要とするペットフードが安価に製造されている不思議をついているのです。
食餌の身体への影響がわかりやすい指標として、便や皮膚・皮毛の状態があげられます。動物が必要とするタンパク質の 30%も皮膚が消費するのですから、食餌が良いと毛艶が良くなるというのも納得ですよね。

ヤラーはアレルギー源になりにくい鶏肉を使用しています。鶏肉は動物が必要とするすべてのアミノ酸を含んでおり、消化性 の良い良質な蛋白源です。缶詰には海藻とスピルリナを配合しました。

※犬猫で認められる全皮膚疾患の1~6%、またはアレルギー性皮膚疾患の10~20%は食物に対する有害反応によると推 測されています。食物アレルギーはノミアレルギー性皮膚炎、アトピーに次いで3番目に多いとも考えられています。






4.いまどれくらいの話題になっているの?
いま日本のペットオーナーの中ではペットの食餌を見直し、健康志向の傾向があります。様々なメーカーが無添加フードを販 売しています。ヤラーは数多くあるペットフードの中で最高ランクです(なにしろ原料の生産から無添加なのですから)。
一方で環境負荷を考慮し無駄な広告は控えているので、限られた方にしか知られていませんが、自然食品業界ではトップクラ スの流通量だと思います。ちなみにパッケージは再生紙を使用しています。





5.世界の普及状況は?
オーガニック先進国であるヨーロッパでは、オーガニックペットフードは増幅傾向です。ヤラーはヨーロッパのオーガニック ペットフード市場でナンバー1シェアを誇るほど優良なフードです。ペットのことでは海外を追いかけ続けている日本にもい ずれ普及してくることでしょう。


6.市販ペットフードにはどんな悪い成分が入っているの?
問題点としては、どの程度の食物原料が使われているか分からない、健康に害を及ぼす添加物が含まれている可能性があるか もしれないことが上げられます。また良い悪いという基準は判断する個体によって異なることがあります。

ある成分はこの子には下痢を起こすけれど、別の子には整腸作用を示したり、添加物でもある個体には強い副作用を示すけれ ど、ある個体ではさほど問題にはならなかったり、と。身体の許容量(閾値)というものには種差・個体差があります。それ でも蓄積という問題はすべての動植物に関係し後々の子孫に影響する可能性があるので、避けられる危険因子はできるだけ避 けたいものです。
以前ペットフードを与えられているペットは寿命が短いというデータが記事になったそうです。さて、どういうペットフード だとそうなるのでしょうね。

ペットフードに使われている物質(一部)
・ プロピレングリコール

保存料&湿潤剤。猫の赤血球に異常を来すことから、キャットフードには使用されなくなりました。犬でも皮膚病や下痢など を起こす危険性があります。ドイツでは使用が禁止されています。

・ MSG(グルタミン酸ソーダ)

保存料であると同時に風味を増す化学調味料でもあります。神経・生殖器・網膜へのダメージが心配されます。

・ BHA・・・人間の食品でも使用されている合成酸化防止剤ですが、人間の食品では量が規制されています。アメリカの実験では膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発す るとも言われています。次のBHTとの併用で相乗効果が得られます。

・ BHT

現在人間の食品では使用が禁止されている合成酸化防止剤です。膀胱ガンを引き起こすことが報告されています。その他で は、肝臓や腎臓の機能障害などがあげられています。

・ エトキシキン

ダイオキシン系の化学合成添加物で、食品添加物としては一度も認められていない物質ですが、ペットフードには現在も使用 されており、発ガン性が強く目や皮膚に炎症を起こす危険性があります。

・ 亜硝酸ナトリウム

合成保存料で缶詰の発色剤として使用されています。(食品でもハム・ソーセージ類にはよく添加されています)。胃腸でニ トロソアミンと呼ばれる強力な発ガン性物質に変化します。

※人間のアトピー性皮膚炎は増加傾向にあります。原因には免疫異常と皮膚バリアーの異常があげられていますが、解明には 至っていないようです。何が身体の防御機能を狂わせてきているのでしょうか・・・。


7.結局のところオーガニックペットフードってどうなのよ?
ヤラーは原料・加工段階でのオーガニック性、輸入コンテナ内温度・日本倉庫内温度およびパッケージ材質に配慮し高品質 フードを実現しました。残念ながら日本国内でのクール配達はコスト負荷が大きく実現していませんが、品質の劣化で取り出 されている酸化が起こる外的要因は光・熱・酸素の3つです。

ヤラーは酸素透過性のないプラスチックバックを使用し脱酸素剤を封入することにより酸素の影響を排除しました。これによ り酸化の進行は抑制されます。ですが、効力の強い合成酸化防止剤は使用していないので、開封後の長期保存は不向きです (植物から抽出したビタミンEと特殊なビタミンCを使用していますので、開封前の賞味期限は保持されます)。

使用後は空気をよく抜いてプラスチックバックの封を、しっかりと締め1ヶ月を目安に使い切ってください。冷暗所での保存 をおすすめいたします。ただし冷蔵庫に入れると湿気を吸収してしまう可能性もあるので保存容器には十分お気をつけくださ い。

当たり前のことですが、人間に比べますと犬猫の成長は驚くほど早く寿命もはるかに短いものです。そうであるならば、当然 食餌の身体への影響力も大きかったりします。ペットの多くは飼い主が与える食餌だけで一生を過ごします。
飼い主は彼らの親同然です。だから良質なものを選んであげてください。健康であれば、動物病院にかかる必要も最小限に抑 えられ、日常生活の質が向上します。ヤラーはその手助けとなることと思います。


8.どんな犬猫を飼っている人が買うの?
ペットが一度病気などを経験すると、食餌を見直してみようと思う飼い主さんが少なからずいらっしゃるようです。そうでな くてもペットの健康を気遣う人が買って行かれます。また自分たちの食事を自然食にしている方が、大切なペットにも同じよ うに自然食を与えようとする方や、食物アレルギーのあるペットを飼っている人も勿論多くいらっしゃいます。

病気になる前に、特に成長期の食餌の影響は大きく身体の防御機能も未発達ですから、離乳期からまた妊娠時から良質のフー ドを選んで与えてあげてください。アレルギーもしくは皮膚・消化器に異常があって、特に原因がわからない場合など、食餌 を変えると状態が良くなることもありますよ。人間も動物も、健康に生理的寿命を迎えることが一番自然ですよね。





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