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徳島耕畜連携型農業研究会の取り組みについて
今、地球環境保全、食の安全性、自給率の向上などのために、地域での対応または、個々においての対応は、何を意識し行動すればよいのでしょうか? 先ずは、個々において出来ることから行動を起こす事です。その中から生活する上での糧を得、その生活の糧を得る組織の中で対応し事業ベースに乗せる事が出来れば、ボランティアでは出来ない、大きな成果が得られると思います。
《今、取り組まなければいけないこと》 ・地域に密着した循環型農業(環境保全型農業)の取り組み ・地域の産廃となりつつある未利用資源を有効に活用する事等への取り組み |
循環型農業、持続可能な農業(循環型持続農業)を行うことにより、地域社会全体、全業種・業態での大きな目標である、“食料自給率の向上”、“環境の保全(水資源、土壌資源、酸性雨、温暖化防止、CO2削減等)”を目指し、業種・業態の垣根を越え、役割分担し対応できる仕組みを構築するために、徳島耕畜連携型農業研究会は、課題の一つとして取り上げ、各企業、行政などと連携しながら取り組みを行っております。
畜糞と地域未利用資源を活用を活用した高品質堆肥の生産と圃場での利用 ⇒ 野菜、お米、飼料用米の生産 ⇒ 飼料用米、食品残渣などを畜種農家が利用・給餌 ⇒ 飼料用米を給餌した肉製品、卵、それら加工品の生産 ⇒ 畜糞と地域未利用資源を活用した高品質堆肥の生産と圃場での利用 ⇒・・・・
耕種農家・畜種農家、物流含む市場と消費の連携を密にし、事業ベースにのせた取り組みを行うために、飼料用米の生産と利用が必要となります。
その体制が出来れば、水保全や土壌保全等・自給率向上の礎も確立されると思います。飼料用米の生産を行い、それを飼料原料の主体であるトウモロコシの代替えとして家畜・家禽の飼料に利用し、その生産から産出される畜糞で、前述の未利用資源を利用し堆肥の生産を行い、その堆肥で飼料用米、野菜、主食用米、果実などの生産を行います。これらの取り組みで地域循環の仕組みを構築を進めております。
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耕種農家、畜種農家、流通、市場それぞれが連携して取り組むことで、高付加価値ブランド作成、耕作放棄地の利用、自給率向上、環境保全などを目指します。